教会と地域の結びつきは様々な形で持たれています。こひつじひろば、バザーやコンサート、クリスマス、ホームレス支援。子ども食堂も早く始めたいと思っています。私たちは地域との一体感のある教会ではないでしょうか。たくさんの方が教会を楽しみにしたり、頼ったりして下さっています。
私たちの一番大事にしているのは礼拝です。しかし地域との結びつきは会員獲得ための手段ではありません。礼拝は私たちの出発点といえるでしょう。神様が私たちと一緒に歩んでくださり、共にいて下さることを確認する礼拝が私たちの出発点です。神様が共にいる、強く私たちと結びついてくださる、一体となってくださる。だからこそ私たちも、誰かとつながろうとすします。神様と私たちの一体感、それが私たちと地域との一体感の出発点です。私たちは礼拝なしに、神様とのつながりを知ることはできません。神様とのつながりを知らずに、私たちは誰かと強くつながることはできません。
今日の礼拝で、神様との一体感を感じて、またそれぞれに派遣をされてゆきましょう。今日の個所、利害関係、利用価値でしか相手を見ることができない人たちにもイエス様はあきらめずに語り続けておられます。25節どんなに響かないと思われる人にも、何度でも語り続ける姿がそこにあります。関わりをやめない、真の関係を作ろうとするイエス様の姿です。
30節「私と父は一つだ」それは不思議な言葉です。神様とイエス様、その二つは、とても不思議な結びつきでつながって、ひとつなのです。そして、イエス様は神様とだけではなく、私たちとも強く結びついてくださるお方です。神様とイエス様が固く結ばれているように、私たちもイエス様と固く結ばれているのです。イエス様を信じる、イエス様の羊となるということは、イエス様とその関係に入ることです。イエス様が絶対に離れないと言ってくださる、その関係の中に私も入るということが信じるということです。信じるとは信頼する、イエス様との関係に信頼するということです。
神様とイエス様は固い関係で結ばれ、ひとつの関係です。そうであるのと同じように、私たちとイエス様も固い関係で結ばれた、ひとつの関係です。そして私たちはイエス様が私たちと強い関係の中にいて下さるからこそ、地域と、社会と、他者と強い関係を作ることができるのです。それが神様にある一体感です。その一体感を多く人とともに感じたいのです。
礼拝は、神様が共にいて下さる、その一体感、神様の側から私たちに強く結びついてくださる一体感、そのことを礼拝でも表したいと思います。そして私たちの一体感を大事にしましょう。
こどもたちとの一体感を礼拝で大事にしたいのです。神様が私たちと強く結びついてくださるように、私たちも子どもたち、教会の仲間たち、地域の人たちと結びついてゆきたいのです。そして子供たち自身にも、神様からの強い結びつき、一体感を感じてほしいのです。