先日の「サロン虹」でMさんから「ボケない小唄」「ボケます小唄」を教わった。歌詞カードには作者不詳とあり、「お座敷小唄」の節で歌いましょうとあった。早速みんなで合唱。それにしてもよく考えるものだ。紹介しよう。
「ボケない小唄」「1、風邪をひかずに 転ばずに/笑いを忘れず よくしゃべり/頭と足腰 使う人/元気ある人 ボケません 2、スポーツカラオケ 囲碁将棋/趣味のある人 味もある/異性に関心 持ちながら/色気ある人 ボケません 3、年をとっても 白髪でも/頭はげても まだ若い/演歌うたって アンコール/生き甲斐ある人 ボケません」。見事なアンチエイジング(老化防止)です。
それに引き換え「ボケます小唄」は悲惨。「1、何もしないで ぼんやりと/テレビばかりを 見ていると/のんきなようでも 年をとり/いつか知らずに ボケますよ 2、仲間もたずに 一人だけ/いつもすること ない人は/夢も希望も 逃げてゆく/年をとらずに ボケますよ 3、酒も旅行も 嫌いです/歌も踊りも 大嫌い/金とストレス ためる人/人の二倍も ボケますよ」。
高齢者の集いである「サロン虹」を始めて7年目。これらの小唄に照らし合わすとボケないために多少は役に立っているのかと思う。こひつじ館もできたことだし、囲碁・将棋・マージャン、カラオケなどの会でもやってみるかと夢は広がる。キーワードは「つながる」。人と人がつながり、人と教会がつながり、神につながっていければいいなと思う。囲碁・将棋、カラオケなどはあくまで手段。結果、ボケ防止にもなり、神と出会うなら最高だ。超高齢社会になっていく時代に高齢者の居場所づくりは最重要課題になっている。
聖書で高齢者についてどんなことが書いてあるか。「夕べになっても光がある」(ゼカリヤ14:7)。「白髪は輝く冠、神に従う道に見出される」(箴言16:31)。「神は言われる。終わりの時に、私の霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたたちの息子と娘は預言し、若者は幻を見、老人は夢を見る」(使徒言行録2:17)。